映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の概要:父親と異母兄に重症を負わされたリスベットは一命を取り留めるが、父親の殺害未遂容疑をかけられる。ミカエルは彼女を救うためリスベットの過去について調査するが、裏ではある組織が彼女の口封じをしようとしていた。
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の作品情報
上映時間:148分
ジャンル:サスペンス、フィルムノワール
監督:ダニエル・アルフレッドソン
キャスト:ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス、アニカ・ハリン、レナ・エンドレ etc
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映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の登場人物(キャスト)
- リスベット・サランデル(ノオミ・ラパス)
- ハッカー。ザラチェンコとニーダーマンに殺されそうになり、重症を負う。父親を殺害しようとした容疑をかけられる。
- ミカエル・ブルムクヴィスト(ミカエル・ニクヴィスト)
- 雑誌の編集者。リスベットの無実を証明するために記事を書く。
- エリカ・ベルジェ(レナ・エンドレ)
- ミカエルの同僚兼恋人。クリントンのグループから脅迫を受ける。
- ザラチェンコ(ゲオルギー・ステイコフ)
- リスベットの父親。旧ソ連の元スパイ。公安警察の力を借り、これまで自分の犯罪を揉み消してきた。
- ニーダーマン(ミカエル・スプレイツ)
- リスベットの異母兄弟。殺人容疑をかけられ逃亡中。リスベットを殺そうとする。
- テレボリアン(アンデシュ・アルボム・ローゼンダール)
- リスベットを精神病院に閉じ込めていた主治医。
- フレドリック・クリントン(レンナルト・ユールストレム)
- 元公安警察の老人。違法グループを作り、ザラチェンコとの秘密を守ってきた。ザラチェンコとリスベットを消そうとする。
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のあらすじ【起】
警察は道路で倒れているニーダーマンを発見する。近づいて来た警官二人を殺害し、ニーダーマンは銃とパトカーを奪う。その頃、ミカエルはリスベットについての特集記事を書いていた。
エーヴェルト・グルベリは元同僚のフレドリック・クリントンに会いに行く。二人はザラチェンコを生かしておくと自分たちの立場も危ないと話す。
病院に運ばれ、頭に残った銃弾を取り除かれたリスベットは意識を取り戻す。同じ病院に運ばれたザラチェンコについて尋ねると、リスベットの主治医であるヨナソン医師は、命に別状はないと言う。
ザラチェンコはニーダーマンを事件の犯人に仕立て上げようとしていた。彼はリスベットの存在も消すよう公安警察に指示する。
ミカエルは家庭内暴力に詳しい弁護士である妹アニカに、リスベットを救いたいと相談する。アニカは入院しているリスベットに会う。最初は、弁護士はいらないと言うリスベットだったが、アニカに協力する。
グルベリは機密書類を燃やし、首相や国王、大主教に、ザラチェンコ暗殺を正当化する手紙を書いていた。自分の罪を揉み消そうとしたザラチェンコは、病院でグルベリに銃で撃たれ殺害される。グルベリは、同じ病院に入院していたリスベットも殺そうとしたが、失敗し自殺する。ザラチェンコの死を知ったリスベットの顔には笑みが浮かぶ。
クリントンは公安警察の事務所を訪ねる。ザラチェンコとリスベットを黙らせる作戦をグルベリと立てたと話し、彼が作戦の指揮を執ると言う。
警察の記者会見では、グルベリが元公安警察であることが隠され、ザラチェンコ殺害は妄想に憑りつかれた老人による犯行とされていた。
クリントンは、過去にリスベットを精神病院に閉じ込めていた精神科医テレボリアンを訪ねる。彼は、リスベットを殺人未遂で精神鑑定に持ち込み、精神病院に閉じ込める作戦をテレボリアンに話す。
アニカは引ったくりに遭い、ミカエルから預かっていたザラチェンコに関する重要資料を奪われる。その頃、ミカエルも家に誰かが侵入した形跡を発見する。ミカエルは警備会社のアルマンスキーに連絡し、リスベットの隠れ家に住むことにする
テレボリアンはヨナソンに会い、賄賂を渡してリスベットの精神鑑定をしようとするが、彼に断られる。
ミカエルと雑誌の編集部は、これまで旧ソ連の元スパイであるザラチェンコの秘密を守ってきた公安警察のグループについて調査しようとしていた。
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のあらすじ【承】
ヨナソンは彼女が快方に向かっていると話す。彼が理学療法士をつけると言うと、リスベットは必要ないと言い、ピザが食べたいと要求する。彼はテレボリアンを追い払った話をする。その夜、彼が注文してくれたピザをリスベットは嬉しそうに食べる。
ミカエルはヨナソンに会い、彼女の立場が危ないという話をする。ミカエルは彼にリスベットの無罪を証明するための協力を仰ぐ。
ヨナソンは、刑事から電話があったと彼女に伝える。彼が背中の刺青について聞くと、リスベットは答えたくないと言う。リスベットは彼が病室から出た後、ベッドに隠された携帯電話を見つける。それはミカエルがヨナソンに預けたものだった。携帯電話を起動するとミカエルのメッセージが再生される。ミカエルはリスベットに自伝を書くように指示していた。
ニーダーマンはラジオのニュースで、リスベットの容態が安定すれば彼女が拘置所へ移送されることを知る。
リスベットはDVDをアニカに渡すようミカエルに指示する。彼女は、テレボリアンについては友人のハッカーから連絡が行くとミカエルに伝える。
編集部は、ロッティンゲルという人物とグルベリがザラチェンコ亡命の3週間前に内閣官房を訪問していた証拠を掴む。ミカエルは、当時政務次官だったベンクト・ヤーネリドを訪ねることにする。
話せば記事で名前は出さないとミカエルがヤーネリドを脅すと、彼はロッティンゲルとグルベリの他にクリントンと会ったことがあると話す。ヤーネリドは、ザラチェンコから情報を引き出していた証拠となる書類は残っていないと言う。
リスベットの友人ハッカーは、テレボリアンのパソコンには何もなかったと報告する。テレボリアンのパソコンにはヨーナスという人物からのメールが来ていた。
公安警察のフィグエローラがミカエルに接触してくる。彼女が案内した場所には公安警察のエドクリントが待っていた。二人は政府の調査に協力して欲しいとミカエルに話す。ミカエルは二人と取引しようとするが、フィグエローラがエドクリントにミカエルを雇うことを提案する。
ミカエルから言われたようにリスベットは自伝を書く。その夜、悪夢にうなされて目覚めた彼女は病院にニーダーマンが来ているのを目にする。ニーダーマンは窓越しにリスベットへ銃を向ける。逃亡中のニーダーマンを探すパトカーが来て、彼は去る。
友人のハッカーからリスベットに、ヨーナスとテレボリアンが駅で会うという情報を掴んだと電話が入る。リスベットはミカエルを駅に向かわせる。ミカエルはフィグエローラとエドクリントと共に、ヨーナスとテレボリアンを監視する。エドクリントはテレボリアンを追い、フィグエローラはヨーナスの車のナンバーを照会する。ヨーナスはクリントンにテレボリアンが作った精神鑑定書を渡す。
リスベットがミカエルに自伝を送っていると、ヨナソンが、彼女が翌日移送されることを告げにくる。彼は数日なら延ばせるが、同僚に怪しまれると言うと、リスベットは延ばさなくていいと断る。ヨナソンはプレゼントだと言ってDNAについての本を彼女に渡す。リスベットが送った自伝をミカエルは読む。
アニカはテレボリアンの精神鑑定書に対抗できる他の鑑定書が必要だとリスベットに話す。リスベットは精神科医には会いたくないと言う。彼女は拘置所に移送される。
ニーダーマンは仲間に匿って欲しいと頼むが、仲間を殺し逃走する。
クリントンはリスベットが自伝を書いたという情報を手に入れる。彼はミカエルと編集部を陥れようとする。エリカに彼女を監視している人物からメールが届く。彼女はミカエルに先週も届いたと相談する。
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のあらすじ【転】
エクストレム検事がリスベットに取り調べをするが、彼女は検事の質問に答えない。
編集部はリスベットの裁判までに、彼女についての特集号を完成させようとしていた。ミカエルとエリカは脅迫メールが来ていることを同僚たちと共有する。
ミカエルはリスベットの自伝とDVDをアニカに渡す。アニカは、リスベットが後見人ビュルマンに犯されている映像を見る。
テレビのニュースでエクストレムの記者会見が流れ、彼はリスベットの精神鑑定を担当するのはテレボリアンの予定だと話す。編集部に出勤したエリカに、編集部全員に向けた脅迫メールが届く。彼女はミカエルに電話するが、彼は出ない。電話はクリントンたちに盗聴されていた。
リスベットのところにテレボリアンが面会に来る。彼は、リスベットを助けられるのは自分だけだと話す。
エリカはミカエルに脅迫メールのことを話すが、彼は警察に通報しないように頼む。その夜、エリカの寝室の窓ガラスが割れる。エリカから通報を受けたアルマンスキーはミカエルに話をする。ミカエルの家にも侵入者があり、コカインを彼の部屋に隠していた。クリントンたちはミカエルの信用を失わせようとしていた。ミカエルはエリカと会う約束をする。
フィグエローラとエドクリントは部下たちと、クリントンたちについて調査を進めていた。クリントンが殺し屋を雇ったことを知り、フィグエローラはミカエルに電話をする。彼は携帯電話を編集部に忘れていた。
ミカエルはレストランでエリカと会う。エリカはミカエルに、リスベットの特集号からの撤退を提案する。他の同僚を守るためにエリカは印刷を止めたのだった。ウェイターがミカエルに緊急の電話だと声をかける。ミカエルが電話に出ようと立ち上がると、クリントンが雇った殺し屋が現れ発砲する。
ミカエルは殺し屋と揉み合いになるが、駆けつけたフィグエローラと部下たちに助けられる。クリントンたちは殺し屋が逮捕されたニュースを見る。
エドクリントが、クリントンたちはミカエルを麻薬とギャングと結びつけ、陥れる計画だったに違いないと報告にくる。ミカエルは裁判が終わるまで編集部を閉鎖することに決める。
ミカエルはリスベットの裁判の前にアニカを励ます。エクストレムの一言で裁判は非公開裁判となる。裁判でリスベットは、殺すつもりで父の家に行ったのではないこと、彼を斧で殴ったのは正当防衛であることを話す。
ミカエルが、印刷された特集号を持ってエリカを訪ねる。彼女は雑誌の印刷を進めたミカエルに怒り、当分家でこれからどうするかを考えたいと彼に言う。
裁判でテレボリアンはリスベットの自伝に信憑性がないと主張する。彼の主張とリスベットの主張は一致しない。
ホテルに入って行くテレボリアンを、リスベットの友人であるハッカーが追いかける。彼はホテルのロビーでテレボリアンのノートパソコンをハッキングする。データをコピーするとミカエルに届ける。
映画『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』の結末・ラスト(ネタバレ)
ミカエルはテレボリアンにとって不利になる資料を裁判前のアニカに届ける。エクストレムとテレボリアンはリスベットの主張を妄想だと決めつける。アニカは、リスベットが後見人から性的暴行を受けている映像を証拠として提出する。
その頃、クリントンのグループのメンバーは次々と警察に逮捕されていた。
アニカはテレボリアンの精神鑑定書が偽りであることを証明するためにミカエルとエドクリントを証人として呼び出す。二人は鑑定書が、リスベットに会う前に書かれたものだと証言する。エドクリントは、テレボリアンがクリントンたちと共謀していたと話す。警察はテレボリアンを確保する。裁判官はリスベットの釈放を言い渡す。
アニカはリスベットに、ミカエルに会わないかと誘うが、リスベットは断る。編集部ではミカエルがインタビューを受けていた。テレビではクリントンたちが逮捕されたというニュースが流れる。編集部にエリカが戻ってくる。
アニカがザラチェンコの遺産があると話すと、リスベットはすべて売って寄付するように言うが、アニカは目録に一度目を通すよう説得する。リスベットは遺産の一つである煉瓦工場へ向かう。
リスベットは工場の中で誰かが生活していた痕跡を見つける。そこにニーダーマンが現れる。リスベットは捕まりそうになるがなんとか隠れ、ニーダーマンの足を電動ドライバーで床に打ち付ける。彼女は、仲間を殺されてニーダーマンを探している、彼の元仲間に連絡する。彼が仲間を連れて工場へ入って行くのを見届けると、リスベットは警察に連絡する。
入浴中に玄関のベルが鳴りリスベットが出ると、ミカエルが来ていた。彼はニーダーマンが殺されたこと、殺した者たちも逮捕されたことを知らせる。ミカエルはリスベットの感謝の言葉を聞くと去る。
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